授乳によって、バストは垂れてしまうもの?垂れないようにするには?
Q:授乳したらバストは垂れてしまうのでしょうか?
授乳に関して心配となる点が、いずれバストが垂れてしまうのではないかという問題。バストを維持するため、気をつけるべきことをご紹介します。
授乳でバストは垂れるもの?
母乳で育てると胸が垂れるから、赤ちゃんはミルクで育てる。そんな選択をするママもいるようですが、母乳・ミルク関わりなく、妊娠・出産によって女性の体型は変わりやすくなっています。
ただ授乳で育てる場合、母乳のあげ方によって胸がより垂れやすくなることも、また事実なのです。
母乳をあげる時間の間隔が空いていませんか?
長い時間母乳をあげないでいると、バストはたまった母乳でパンパンになり、皮膚やクーパー靱帯が伸びてしまいます。
伸びた皮膚やクーパー靱帯は元に戻らず、卒乳後にバストが風船のようにしぼんでしまうこととなります。
こまめな授乳を心がけ、なるべく母乳をため込まないようにしましょう。
皮膚やクーパー靱帯が引っ張られずに済む上に、乳腺炎の予防にもなりますよ(^^)
母乳をあげる間隔は、2~3時間ごとが理想です。
赤ちゃんが乳房を吸う際に、左右で回数の偏りがある場合もNGです。
この場合、ひんぱんに吸われるほうの乳房は皮膚やクーパー靱帯が伸びやすく、また吸われないほうの乳房はたまった母乳で固まってしまい、乳腺炎を引き起こしやすくなります。
毎回の授乳において、左右ともに母乳を飲ませるようにしましょう。上記の問題だけでなく、バストの大きさや形に左右で差が生じにくくもなります。
また、赤ちゃんの抱っこ位置も重要です。
横座りになって、赤ちゃんの上にかがみ込むように母乳をあげる人は多いですが、これも皮膚やクーパー靱帯が引っ張られることに。
授乳枕などを使って、赤ちゃんの頭を高い位置に持っていきましょう。
前屈みでの癖がついてしまった場合は、壁に背をつけて母乳をあげるところから始めてみましょう。
授乳中は何かと大変ですが、小さな心がけを続けることで、卒乳後もキレイな胸を維持できます。